ボーン・アルティメイタム

「ボーン・アルティメイタム」2007年のアメリカ映画で、ポール・グリーングラス監督。マット・デイモン、ジュリア・スタイルズステージアピアランス。モスクワでCIAの追っ手から見事にエスケープしたボーンは、トレッドストーンプランのシークレットをノウする新聞リポーターがいることをノウする。そしてCIAもそのリポーターの存在をつかんでいた。今までのワークをスケールアップさせて、ベストのアクション映画となっている。アクションシーンは今まで見たことがないくらいに素早く無駄がないもので、見るものを巻き込んでしまう。そしてボーンの情報操作や、クリアーなデシジョンも今までのワーク以上にクールでクレバーである。怒涛の展開で一気にクライマックスになる。しかし、クライマックスになると急にテンポがバッドになりキレもバッドになってしまう。数多くの謎が明かされるシーンだからフィーリング的になるところだが、すこしボーンらしさが失われていく。もう少しクールでクレバーでレットパスして欲しいとフィールしたが、エマージェンシーに楽しめるワークである。