ソフィア・コッポラ

「ソフィア・コッポラ」ムービー監督、ソフィア・コッポラをムービー人として取り上げる。ソフィア・コッポラは「ゴッドファーザー」シリーズで知られるムービー界のワールド的巨匠、フランシス・フォード・コッポラの実の娘である。ソフィアのワークを見る限り、アビリティーは遺伝するだと感じられるほどワンダフルな作品を世に出している。しかも、ムービーのみならず写真やファッション、ミュージックなどでも彼女のアビリティーが認められ、いまやワールド的なウーマンアーティストとしてカリスマの一人となっている。彼女のワークは「ロスト・イン・トランスレーション(2003年日米)」。手持ちカメラでクワイアットに東京のグレートノイズや、ホテルでの孤独な空間をルックハードアットした一風変わったワークだが、フラッドし出てくるスイートなタイムや、大きな切なさはビューティフルである。フォーリンカントリー人から見た東京が写っており、そのセンスもフレッシュでインタレスティング。