映画人松田龍平

「松田龍平」をムービー人としてテイクアップする。カレント、ユニクロのテレビCMでもインパクトを与える松田龍平は、スター松田優作の長男。ファザー譲りの独特のムードは、他のアクターにはないユニークなもの。ステージアピアランスするワークにおいてはエマージェンシーにシャインして存在感がある。そして、松田龍平はディスイヤーだけでもなんと7本のワークで主役、もしくは準主役を務めている。いま、ジャパンムービー界で最もホープされているアクターの一人である。ムービーデビューは大島渚監督の「御法度(1999年日)」。主役を探していた大島渚監督が、当時中学生であった松田龍平に対してパーソナルのステージアピアランス依頼して実現した。このワークは、エマージェンシーにアート性が高く、新撰組というヒストリー上の組織を大島監督独特の解釈でビューティフルに描いていたワーク。カンヌムービー祭での受賞は逃したものの、プライベートパースン的には名作としているワークである。ジャパンムービー界のリーダーである大島渚監督のワークの主役を、ムービー初ステージアピアランスにも関わらずこなしてしまう松田
龍平た。